ドイツ旅行2泊3日モデルコース:ニュルンベルク・ミュンヘンのクリスマスマーケットとノイシュバンシュタイン城ツアー

ヨーロッパ旅行

ロンドンに在住している日本人のDiceです。この時期のドイツのミュンヘン・ニュルンベルクは、ロンドンよりもさらに寒かったです。

このブログでは、ミュンヘン・ニュルンベルクのクリスマスマーケットとノイシュバンシュタイン城ツアードイツ旅行2泊3日モデルコースを紹介していきます。世界最大のクリスマスマーケットを催すことで有名なドイツ。その中でも世界一有名なクリスマスマーケットを開催しているニュルンベルク、ビールと多数の歴史的建造物があることで有名なミュンヘンは、クリスマスシーズンに絶対訪れたいスポットですよね。また、一生に一度は訪れたいといわれる超有名な観光スポットであるノイシュバンシュタイン城もミュンヘン周辺で観光するなら必見です。

今回は、①世界一有名なクリスマスマーケットの雰囲気を知りたい方、②ミュンヘン周辺の定番観光スポットを知りたい方を対象に、ミュンヘン・ニュルンベルクのクリスマスマーケットとノイシュバンシュタイン城ツアー、ドイツ旅行2泊3日モデルコースを紹介していきます。

また、旅行の様子を1・2日目をエピソード1、3日目をエピソード2という形でYoutubeで配信していますので、是非ご覧ください!

エピソード1:https://youtu.be/r2Xw5TSbTqE?si=x4_iDz7BurvZxP5x

エピソード2:https://youtu.be/ytKTDESX3tk?si=a2x6yvCW2hocVR7N

日本からドイツに旅行する予定の方は、次の「初日:ニュルンベルク観光」からお読みください。

ロンドンからヨーロッパに旅行する際の航空券の予約方法について、簡単に紹介します。航空券は、①航空券比較サイトのskyscannerか、②飛行機だけでなく、現地の鉄道やバスを含めて目的地に最適なルートを検索できるOmioで調べて予約するのがオススメです。

早朝便を利用する場合、深夜のロンドン市内の移動手段に関するCity MapperやGoogle Mapの検索結果が必ずしも当てにならないことがあります。搭乗便に間に合わない結果にも繋がりかねないので、十分に時間に余裕を持った旅程計画を立てましょう。

格安航空で有名なeasyJETを利用する場合、ガドウィック空港のNorthウィングでの搭乗となり、ガドウィック空港駅到着後も空港移動用の電車に乗る必要があるので、ご注意ください。また、easyJETはboarding timeぴったりに平気で搭乗を締め切るので、boarding timeは厳守する必要があります。なお、機内で提供される飲食物はすべて有料です(飲み物は基本サービス料に含まれていません)。

ニュルンベルクにも空港がありますが、ガドウィック空港~ミュンヘン空港の航空券(+ミュンヘン空港からニュルンベルクまでのバス・電車賃)の方が安かったため、今回はミュンヘン空港からバスと電車を使って、約2時間かけてニュルンベルクまで向かいました。

空港からミュンヘン市内まではエアポートバス(Lufthansa Express Bus)を利用します。所要時間は約45分です。バスチケットは事前に購入することもできますし、当日ドライバーにチケットを購入したいと伝えればその場で購入することもできます。事前に購入した方が若干安くチケットを購入できるようです。

ミュンヘン市内に到着後、ICEという特急電車に乗ってニュルンベルクに向かいます。所要時間は約1時間です。電車賃は一人当たり€21です。私は車内でチケットを購入しましたが、後から調べると事前にチケットを購入していないと乗務員から高額な罰金を請求されるおそれもあったようなので、乗車前にチケットを購入することをオススメします。また、ICEは価格変動制を採用しており、直近で購入するほどチケットの価格が高くなるようなので、少しでも費用を抑えたい方は事前にオンラインでチケットを購入した方がよいです。ただし、ドイツは頻繁かつ大幅に電車が遅延することで有名なので、十分にご注意ください。

それでは、初日最大の目的であるニュルンベルクのクリスマスマーケットを紹介していきたいと思います!クリスマスマーケットの中心地、ハウプトマルクト(中央広場)はニュルンベルク中央駅から徒歩15分ほど。道中にも随所で屋台が開かれています。

ハウプトマルクト(中央広場)に着くと、両端を大きなもみの木で囲まれているフラウエン教会がライトアップされており、一際存在感を示しています。

随所にマーケットを彩るイルミネーションが装飾されており、可愛らしいイラストが目に入ってきます。この鮮やかな雰囲気の中、長さ40cm以上もある特大ソーセージを挟んだホットドッグを食べました!

中央広場から徒歩1分内にある、聖セバルドゥス教会もライトアップされており、マーケットを温かく見守っています。

今年のマグカップのデザインは華やかでハイセンス!お土産にピッタリの品となりました。

クリスマスマーケットを目一杯楽しみ、中世の革職人の家が立ち並ぶヴァイスゲルバーガッセを通りながら、ニュルンベルク中央駅に戻ります。この通りは、お昼の時間帯もとても可愛らしい街並みになっているようなので、日中からニュルンベルクで観光する場合には、日が出ている間にも訪れてみてください。

ニュルンベルク中央駅から、ミュンヘン市内のホテルに帰ります。初日はこれにて終了です。

2日目はミュンヘン市内の観光を紹介していきたいと思います。

他の主要観光スポットから少し離れた場所にあるニンフェンブルク城。ミュンヘン中央駅から約30分かけて、トラムか市内観光バスを使って向かうのがわかりやすいです。

左右対称に美しく建設された宮殿の前には、大きな池が広がっています。この宮殿はバロック様式の建造物で、バイエルン選帝侯フェルディナント・マリアとその妃アンナ・マリア・ルイーザが、待望の長男の誕生を祝して建設されました。当時のヨーロッパでは、大規模な宮殿や庭園を建設することが権力の象徴とされており、ニンフェンブルク城もその一環で建てられています。

宮殿内の装飾や絵画を見学するには、€8(約1500円)のチケットを購入する必要があります。宮廷馬車博物館と陶器美術館やパークパレスを見学する場合には、別途チケット代が発生します。

宮殿の中心に位置する「石の間」は、ニンフェンブルク城で最も豪華な部屋の一つで、壮麗なフレスコ画が天井を飾り、神話や自然をテーマにした場面が描かれています。また、大理石の柱や彫刻が配置され、荘厳なシャンデリアが吊り下がっており、空間全体に贅沢さを際立たせています。

宮殿の敷地内にはとても広い庭園があります。時間のある方は、庭園内をゆっくり散歩するのも楽しいかと思います。

ニンフェンブルク城から電車で約30分、ミュンヘンの中心地にある宮殿レジデンツ。この宮殿は、ヨーロッパで最も大規模な都市宮殿の一つで、バイエルン選帝侯、王、公爵の主要な住居として、バイエルンの政治、文化、歴史の中心地として重要な役割を果たしてきました。

宮殿の敷地内には、宮殿内にある130以上の部屋と、壁画、タペストリー、装飾家具、バイエルン王室の豪華なコレクションを展示する博物館があります。注意点として、博物館の入り口がわかりにくいのとGoogle Map上も紛らわしい場所があるので、Google Mapで「Residence Museum」と入力してみてください。無事辿り着けるかと思います。

館内を見学するには、€10(約1700円)のチケットを購入する必要があります。宝物館やキュビリエ劇場を見学する場合には、別途チケット代が発生します。

博物館はとても広く、少なくとも2~3時間はかかるくらい、見応えのある部屋、壁画、コレクションの数々です。入場するとはじめに、ヴィッテルスバッハ家の人々の肖像画が並ぶギャラリーがあります。天井や額縁のすべてが黄金色で装飾されており、思わず息を飲む見学のスタートです。

ギャラリー自体はすぐに終わってしまうのですが、ギャラリーから入場口の方へ戻ると、左側にルート案内が見えるので、それに従って博物館内の見学が続きます。

歩き続けると、レジデンツで最も迫力のある広間アンティクヴァリウムにたどり着きます。座る場所が随所に用意されているので、この広間をゆっくりと鑑賞できるのも嬉しいポイントです。

その後も王族が使用していた部屋が次々と出てきます。どの部屋も信じられないくらい鮮やかでしたが、特にお気に入りの部屋をピックアップしました。

また、部屋に限らずコレクションの一つ一つにも高級感があり、当時の王族の圧倒的な権力を感じ取ることができました。

正直紹介したい部屋やコレクションはまだまだ山のようにあるのですが、一つ一つが凄すぎて選び抜くのも難しいため、百聞は一見に如かず、是非ご自身で見て周ってみてください。この博物館はミュンヘンに来たなら絶対に寄るべきオススメスポットです!

レジデンツから徒歩10分ほど、1488年に建設されたミュンヘンで最も有名な教会であるフラウエン協会。教会内は壮大で高い天井と美しいステンドグラスで装飾されています。

フラウエン教会から徒歩5分ほど、ミュンヘン最古の聖ペーター教会が見えてきます。地元では親しみを込めて 「アルト・ペーター(Old Peter)」 と呼ばれているようです。

教会の塔には299段の階段があり、上るとミュンヘン市内を360度見渡すことができる展望台にたどり着きます。

聖ペーター教会周辺、マリエン広場にあるミュンヘンのランドマークである新市庁舎。この広場でクリスマスマーケットが開かれています。こちらのマーケットも大規模で、たくさんの訪問客がいて活気に満ち溢れています。

このマーケットでは、ホットドッグはもちろん、シュニッツェルやピザなど豊富な料理を提供しているので、目一杯に食を楽しむことができます。

マリエン広場近くのミュンヘン最大のデパートであるギャラリア・カウフホーフ。ここには、サッカーの長谷部選手もイチ押しの有名な生チョコ、グフレ(Goufrais)が販売されているので、是非お土産に買っていくことをオススメします。とても上品で深味のある生チョコです。

最終日は、ノイシュバンシュタイン城のツアー(所要11時間)を紹介していきたいと思います。

ノイシュバンシュタイン城は、ドイツ南部バイエルン州に位置した「白鳥の城」として有名で、その美しさとロマンチックな雰囲気からディズニーのシンデレラ城のモデルになったとも言われています。

ミュンヘン市内から公共交通機関を使って行くこともできなくはないようなのですが、ドイツの公共交通機関は頻繁に大幅な遅延が発生することで有名なので、旅行スケジュールにかなり余裕のない限り、観光バスツアーの利用か車移動をオススメします。私はveltra経由で、みゅうの「ノイシュヴァンシュタイン城と世界遺産ヴィース教会1日観光~バートテルツのクリスマスマーケットも訪問」ツアーに参加しました。観光時間に余裕があって、旅程時間もかなり正確で素晴らしいツアーだったのでオススメです。

ノイシュバンシュタイン城の麓に着くと、ホーエンシュバンガウ城が近くにあります。かつてバイエルン王家の夏の離宮として使用されていたようで、シュヴァンガウ村の中心に位置し、アルプス山脈やシュヴァン湖、フォルゲン湖の絶景を楽しむことができます。

ノイシュバンシュタイン城へは、麓から徒歩40分か、バス、馬車で向かうことになります。積雪のため、私のツアー参加時はバスは運行していませんでした。馬車は有料ですが、城まで馬に乗って向かうなんてとても素敵ですよね!ご興味のある方は是非利用してみてください。現金決済のみとなっています。

お城の近くに着きました!積雪により、ノイシュバンシュタイン城を美しく鑑賞できるスポット、マリエン橋は閉鎖されていたので、お城近くで撮影します。

城内は撮影禁止のため写真はありませんが、王族にふさわしい豪華で美しいホール、部屋、コレクションの数々で、特定の様式があるわけではないながら、バイエルン王ルートヴィヒ2世のセンスの高さと権力の大きさを実感できます。

城からの景色は、雪化粧も相まって圧巻の見応えでした!マリエン橋は封鎖されてしまっていましたが、この美しい雪景色を眺めることができたなら十分に満足です。

ノイシュバンシュタイン城の観光が終わったら、世界遺産のヴィース教会に向かいます。ヴィース教会は、ドイツ南部バイエルン州に位置しており、ロココ建築の傑作と言われています。また、静かなアルプスの麓に佇む美しい巡礼地として知られています。

教会内は、華やかなロココ様式の装飾が広がり、天井画や金箔で彩られた装飾がとても鮮やかです。

バート・テルツは、ドイツ南部バイエルン州にある歴史ある町で、アルプスの麓に位置しています。温泉地として有名で、美しい自然と豊かな文化的遺産が魅力の観光地です。

クリスマスマーケットはこじんまりしていましたが、白くて明るい建物に囲まれた中で行われているマーケットにはたくさんの人が訪れており、とても活気がありました。このマーケットは現金決済のみとなります。

ツアーが終わって空港に向かうと、何と空港の敷地内でもクリスマスマーケットを開いていました!この時期の観光客は、クリスマスマーケットを楽しみにして来訪している人が多いと思うので、そういった観光客に出国直前までマーケットを催してくれるミュンヘンの心遣いに、心底感嘆しました!この粋な計らいにより、すっかりドイツを好きになりました。

いかがでしたでしょうか。

今回は、①世界一有名なクリスマスマーケットの雰囲気を知りたい方、②ミュンヘン周辺の定番観光スポットを知りたい方を対象に、ミュンヘン・ニュルンベルクのクリスマスマーケットとノイシュバンシュタイン城ツアー、ドイツ旅行2泊3日モデルコースを紹介していきました。電車や道路がきれいで、物価もロンドンと比較するとリーズナブルなミュンヘンとニュルンベルク。本当に大満足の2泊3日間でした。是非訪れることをオススメします。

また、旅行の様子を1・2日目をエピソード1、3日目をエピソード2という形でYoutubeで配信していますので、是非ご覧ください!

エピソード1:https://youtu.be/r2Xw5TSbTqE?si=x4_iDz7BurvZxP5x

エピソード2:https://youtu.be/ytKTDESX3tk?si=a2x6yvCW2hocVR7N

その他、ロンドンでの暮らしやヨーロッパの旅をYouTubeでもお届けしていますブログでは伝えきれない、動画を通じたリアルな体験や美しい風景、実際の雰囲気を感じていただけると思いますので、是非チャンネルにも遊びにきてください!

YouTube: https://www.youtube.com/@mrnya14

X(Twitter): https://x.com/dice_licmd

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